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2009年07月30日 10時55分42秒 更新

未成年者の行為の代理人による取消の巻パート2

本日の京都は晴れ。
ビヤガーデンが恋しい季節となってきました。

今日の日記は昨日の続きです。
ご興味のある方はぜひぜひコメントしてくださいませ。

昨日の日記にコメントしてくださったpecoさんやアンドウさんがおっしゃる通り、教習所の申込には親の印鑑が求められますね。
未成年者が勝手に押印して申込書を提出すると民法21条の「詐術」にあたり取り消しできなくなるのではないかと思います。


ここでは脳トレだと思っていただいて、親の押印を求められなかった場合なんだと仮定してかんがえてみました。

まず、事実の概要を・・・・・

今回の場合、未成年者が教習所を経営する人(もしくは会社)と法定代理人である両親の同意を得ないで契約を交わしています。
未成年者はこの事実が親にばれることなく、順調に(^^;)教習を終えて無事免許を取得しました。


ここの事実の問題点は・・・・・

一つ目は「この契約が取り消すことができるか」
もう一つは「取り消されたとして、この契約の内容として発行された修了証を基礎として発行された運転免許証は瑕疵のない有効なものか」


で、考えられること・・・・

1.一つ目の問題点について
未成年者が法定代理人の同意を得ずに第三者と契約を交わした場合、民法は取り消しを認めています(民法5条1項柱書)
これは、未成熟な未成年者を保護するためであることは皆さんよくご存じのことだと思います。
取り消しがなされると契約は初めからなかったものとなります。

ただ、未成年者が契約をした場合に例外的に取り消せない行為が認められています。
これにあたる場合はいかに未成年者が単独で法律行為を行ったとしても取り消すことはできず契約は完全に有効となります。

そこで、「取り消し」のできない場合とはいかなる場合かが問題となります。
それは、
「単に権利を得、義務を免れる法律行為」(民法5条1項但書)
「処分を許した財産」(民法5条2項)
「営業を許された財産」(民法6条1項)
「取り消し」(民法120条1項)
です。細かな制約のあるものもありますがここは大まかに書いておきます。

今回のケースはこのどれにもあたりませんのでとりあえず「取り消し」はできそうに思われます。

ただ・・・・・未成年はサービスを受けてしまっているので「取り消し」に伴う原状回復はできません。
そして受けたサービスが未成年者の中に「知識」として残っていると考えると「取り消し」を行っても払い込んだ受講料が全額返還されることはなさそうです。

2.二つ目の問題点について

仮に、契約が取り取り消されたとするとこの契約上の効果として発行された修了証がはたして有効なものとなるのかがよくわからない点なのです。
有効に発行されたものではないと考え、修了証の効力もなくなると免許証が瑕疵ある要件に基づいて発行されたものになる。
とすると、その瑕疵が何らかの形で治癒されない限りは発行済みの免許証は有効なものと認められないんじゃないかなと私は考えたわけです。

ただ、確かに契約は取り消されたとしてもすべての課程を修了したのは事実であるし修了証自体は有効だと考えると免許証は瑕疵のない有効なものになる・・・・・・。
ん~~~~~(><)


どうなんでしょう?????


見ておられる方でわかる方がおられたら教えてください。
よろしく




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2009年07月30日 10時55分42秒 in 身近な法律問題に
トラックバック (0) コメント (9)

コメント一覧


わからないですね。
聞いてみたいです。


と・・・書きながら 大人数で 合宿に行き 私は、補講まみれで帰れずに
 みんなを 見送った後 帰った 悲しい思いでが よぎりました・・・ww
Commented by: peco  2009年07月31日 07時41分35秒  URL  コメント編集

ちあき様

司法試験の論文の勉強をしていた頃
を思い出します。
今はすっかり錆ついてしまいましたが・・・・
実務上は、あるいは裁判になったとしても
この免許証は有効でしょうね。
免許を取ったことによる不利益がどこにも
見当たりませんので。
Commented by: 中年の星こと嶋田不二雄  2009年07月31日 10時21分50秒  URL  コメント編集

こんばんは。はじめて書き込みします。偶然通りかかりました同業者のひざきです。
割り込みすいません。
ざっと、次のように考えました。どうでしょうか?

取り消しうるとして、

制限行為者は取り消し後の利得の返還の時点で現存利益を返却すればよい、
ということからも、浪費したから取り消せないというのは、失当と考えます(取消はできる)。

教習を修了(卒業?)すると、実技が免除され、プラス筆記試験で、運転免許がOKだったはずです。
そこで、
①教習の申込を取り消すと、修了しなかったことになるのなら、
次は、免許(行政行為)の瑕疵の問題になる。
②いったん修了すると、金銭問題だけがのこり、修了自体は問題ないのであれば、
行政行為には瑕疵はない。
Commented by: ひざき  2009年07月31日 22時47分18秒  URL  コメント編集

連続すいません。
6行目訂正 ×浪費 ○消費
Commented by: ひざき  2009年07月31日 22時50分23秒  URL  コメント編集
pecoさん
おはようございます~

難しいでしょ(><)

pecoさん、合宿で免許取ったんですね。
ちょっと楽しそう♪
Commented by: ちあき  2009年08月01日 08時56分47秒  URL  コメント編集
嶋田さま
おはようございます^^

嶋田さんは有効とお考えですか…。
私は、仮に有効だと考えるとしても理論がよくわからないんです(><)

どういう理論をたどって有効だと結論づけられたのか、そこに興味があります。
Commented by: ちあき  2009年08月01日 09時00分44秒  URL  コメント編集
ひざきさん
おはようございます~
コメントありがとうございます♪嬉しかったです。

そう、そう。まさにそんな感じだと思います。
私も同じように考えてるんです。

この場合、未成年取り消しの可否は議論の前提問題に過ぎないような気がするんです。
問題なのは行政行為に瑕疵があるか否か・・・・。
ここのところがわからないんです。

Commented by: ちあき  2009年08月01日 09時06分21秒  URL  コメント編集

解決したみたですが・・
私も詐術に該当して取消権喪失してしまい、取消できないと思います。

Commented by: makoto  2009年08月02日 04時38分40秒  URL  コメント編集
makotoさん
こんにちは^^
コメントありがとうございます。

契約書には保護者印を押す部分があるらしいので実際はそれが正解だと思います。
その上で、いろんなことを考えてみて遊んでたんです^^;

仮に取り消しが有効だとすると、免許の有効性はどうなると思われますか?
Commented by: ちあき  2009年08月02日 15時52分38秒  URL  コメント編集

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